GALERA 代表

HIROAKI TANAKA

直帰率が下がらない。そんなときのチェック項目

257216164

アクセス解析をしていて直帰率が気になる方も多いと思います。

ユーザーにもっといろいろなページを見てもらいたいのに、ほとんどのユーザーが直帰している状況だと寂しくなりますよね。

デザインを変えてみたり、いろいろ工夫しているのに直帰率が下がらないと悩まれている方は、一度こちらをチェックしてみてください。

直帰率についておさらい

まずは直帰率についてのおさらいから。

直帰率とは、Googleのアナリティクスヘルプによると、
1ページしか閲覧されなかったセッション(ユーザーが閲覧を始めたページから他のページに移動することなくサイトを離脱したセッション)の割合

例えば、ページAから始まって他のページを閲覧しないまま帰ってしまうと、それはページAの直帰率に含まれますが、ページB ⇒ ページC ⇒ ページA(離脱)となった場合は、ページAから始まったセッションではありませんので、ページAの直帰率には関係しません。(離脱率が関係します。)

具体的には、
・ ページB ⇒ ページC ⇒ ページA
・ ページA ⇒ 離脱
・ ページB ⇒ ページA ⇒ ページC
この場合、ページAの直帰率は100%となります。

① サイトのタイプ別直帰率

サイトのタイプが「ランディングページ」なのか「ポータルサイト」なのかで直帰率は大きく変わってきます。

一般的に、ランディングページの直帰率は高めで70%~80%といわれています。

また、ポータルサイトは、目的のページを探したり、いろいろなページを見たいという目的があるので、直帰率は低めで20%~30%といわれています。

② 直帰率を同業他社と比較してみる

自分のサイトの直帰率が高いと感じていても、実は同業他社と比較すると十分低い又は平均値である可能性もあります。

こちらは、業界別(33業界198サイト)の平均直帰率がまとめられたデータです。
出典 http://www.ginzametrics.jp/

・ネットスーパー  21.83%
・オンライン英会話  24.26%
・アパレルコマース  26.24%
・自動車メーカー  26.81%
・デリバリー  27.94%
・旅行サイト  28.42%
・ネット証券  28.52%
・自動車保険  29.03%
・引っ越し  30.23%
・総合通販コマース  30.76%
・フィットネス/ジム  31.73%
・ネットバンキング  33.30%
・塾/学習教材:高校生  33.46%
・中古車検索  33.84%
・アルバイトサイト  34.85%
・塾/学習教材:小学生  35.17%
・ネット回線  35.25%
・飲料メーカー  35.84%
・マンション販売  36.47%
・家電量販  36.61%
・食材宅配コマース  37.10%
・レストラン検索  38.26%
・不動産検索  38.31%
・人材派遣  39.07%
・英会話  39.63%
・家電/電機  41.08%
・パソコンコマース  41.12%
・ホームセンター系コマース  42.57%
・転職サイト  46.10%
・化粧品や健康食品系コマース  47.45%
・大規模ニュースメディア  50.61%
・エステ  56.83%
・ネットマーケティング/ネットビジネスメディア  70.35%

③ 直帰率が高くなりがちなコンテンツではないか?

例えば、「○○○○とは?」や「○○○○ 価格」といったキーワードなどで検索されることがほとんどの場合、ユーザーは、その情報を見ることだけが目的なので、その情報を知ることができた時点でサイトを離脱することがほとんどです。

何かを調べているユーザーにとって、そのページだけで十分な情報があれば他のページを閲覧する必要がありませんので、どうしても直帰率は高くなってしまいます。

それでは、情報を小出しにしてページを分けた方が良いのではないかという考えもあるかと思いますが、その場合、ユーザーはさらに他のページを閲覧するよりも、「戻る」をクリックして他のサイトに移ってしまう可能性の方が高いと思われます。
もちろん、アンカーテキストの内容やリンクの設置方法を工夫することで、ユーザーが留まる確率も高くなると思いますが。

ただ、あくまでもサイト運営において直帰率を下げることは手段であり目的ではありませんので、必要以上にどんなユーザーも全員直帰させないようにするという施策は正解ではないように感じます。

④ キーワードやタイトルタグとコンテンツはマッチしているか?

266999798

ユーザーは、そのページを開いて自分の求めていたページではないと判断すると、すぐにそのページから去ってしまいます。

そのミスマッチを避けるために、タイトルタグはそのページの内容を的確に表す必要があります。

また、ある検索キーワードで多く表示されるページが、実はその検索キーワードとはマッチしていないページの場合にも直帰率は高くなります。

どの検索キーワードでどのページが表示されているのかチェックして、ミスマッチが起こっている場合には、SEOの見直しかコンテンツの修正が必要になります。

⑤ 内部リンクの配置やアンカーテキストなどは適切か?

せっかくユーザーが他のページも見てみたいと思ってくれたとしても、読み進めるためのリンクが親切でないとユーザーは去ってしまいます。

デザイン全体の修正を考えるまえに、まずはリンクについて改善できる点はないか、しっかり検討する必要があります。

アンカーテキストは分かりやすいか?

リンクのテキストはユーザーにとって分かりやすく、そのページがどのようなページになっているのか想像できるような内容にしましょう。
もちろん、アンカーテキストの上部にしっかり説明があれば、「詳しくはこちら」でも大丈夫です。

リンクの配置は問題ないか?

コンテンツを読み進めて他のページが見たいと感じるときに、ブラウザ上にリンクが表示されていないとユーザーはリンクを探さないといけなくなります。
また、周辺の配色に溶け込んでしまう色のリンクでは、ユーザーが見つけられないこともありますので、リンクだとはっきり分かるようにしましょう。

ファーストビューは魅力的か?

ファーストビューはとても重要です。

ユーザーがそのサイトを読み進めるか去ってしまうかの判断は、わずか3秒程度といわれています。
わずか3秒で、そのユーザーにサイトの魅力と内容を伝える必要があります。

インパクトが求められる場合や、洗練されたお洒落な雰囲気が求められる場合など、サイトのタイプによって求められるものは変わってくると思いますが、大事なのはターゲットとしているユーザーが何を求めているのかを理解し、それに沿ったファーストビューを作成することです。

まとめ

直帰率は、内部リンクの配置やリンクのテキストを変更するだけでも大きく改善する場合があります。

これが正解なはずだといった感覚で修正するのではなく、A/Bテストによって比較を繰り返していくことをオススメします。


GALERA 代表

HIROAKI TANAKA

WebマーケティングやUI/UX、CRO、デザイン、SEO、海外のWebの動向などに興味があります。
アメリカ・フロリダ州にあるウォルト・ディズニー・ワールドでホテルマンとして働いていたこともあり、その頃は、フランス・イタリア・ドイツ・アフリカ・モロッコの人達とルームシェアをして暮らしていました。

> トップページに戻る