数年前からWebサイトに動画を取り入れたデザインをよく見かけるようになりました。
動画を効果的に使用することで、ユーザーに伝えたい情報をより分かりやすく、より印象的に発信することが可能になります。
日本でもトップページだけでなくECサイトの商品ページなどに動画を使用するケースも増えていますが、今回はトップページのファーストビューに動画を取り入れている素敵なサイトをご紹介します。
ELM COFFEE ROASTERS
洗練されたおしゃれな雰囲気とコーヒーのいい香りが動画から香ってきそうです。一度行ってみたいと感じさせる動画です。
モリサワ
生活のどこにでも「文字」があふれているという思いが伝わってくる動画で、さわやかな雰囲気にまとまっています。
大阪経済法科大学国際学部 Special Site
http://www.keiho-u.ac.jp/int_studies/
世界各国の学生がいきいきと意見交換している様子を動画にすることで、学校の雰囲気を感じることができます。
PayPal
https://www.paypal.com/cy/webapps/mpp/home
世界中で使用されているペイパルのサイトは、真剣に仕事をしている様子や日常的な様子を映すことによって、どんな業種の人にも簡単、安全に導入ができるというペイパルの思いが伝わります。
Tabio
http://www.tabio.com/jp/corporate/
普段みることのできない靴下の製造工程がファーストビューで見れるのでついつい見入ってしましました。製造から検品までひとつずつ職人の手で丁寧に仕上げている動画で「Made in Japan」を全面に押し出しているつくりになっているようです。
ILADY.
動画ではひとりひとりが違った服装、雰囲気のさまざまな女性が登場します。そのどの女性もみんな明るく笑顔でハツラツとしています。このプロジェクトの理念である「自分を大切にすること、自分から行動できること、自分らしい人生を、自分で決められること」がしっかりと伝わってくる動画になっています。
熊本ドライビングスクール
自動車学校のサイトで、様々な美しい風景のなかを赤い車が颯爽に走っている動画です。
RUN TOMORROW
認知症になっても安心して暮らせることを目指した、認知症の人とともにタスキをつなぐ列島リレーのサイトです。
ファーストビュー以外にもさまざまなところに動画を配置しており、人々の笑顔ややさしさがいたるところからあふれてくるような暖かい雰囲気にまとまっています。
MT VERNON
広大なブドウ農園の映像やたわわに実ったブドウの動画でブランドイメージや品質と安全性を感じることができます。
Petit ACCUEIL
ファーストビューではおしゃれな雰囲気でシャルキュトリー(お肉の加工食品)を味わってる動画が流れ、思わず購入したくなります。
清水寺
http://feel.kiyomizudera.or.jp/
インスタグラムの運営でも成功事例として取り上げられている清水寺のサイトは、趣のある清水寺と美しい京都の風景の動画で始まります。動画の上に載せたメッセージがさらに動画を引き立てているようで、情緒を感じさせる雰囲気にまとまっています。
WHILL
WHILLは「100m先のコンビニに行くのをあきらめる」一人の車いすユーザーの言葉から開発がスタートした製品だそうです。
車いすのユーザーの人も、そうでない人も乗ることができる、乗ってみたいと思える製品をとのことで、動画でしっかり思いが伝わります。
また、製品のページにも動画が使用されていてとても分かりやすいです。
まとめ
今まで伝わりにくかったことも動画を使うことによって表現できるようになりました。ユーザーに何を伝えたいかをしっかり固めることで、動画の利用は効果を発揮していると思いました。